2022/03/27
不動産の売却の際に結ぶ媒介契約とは?契約の種類やおすすめの媒介契約②
【不動産の売却でおすすめの媒介契約の種類】
媒介契約には3種類の契約方法があることがわかりました。
どの媒介契約が向いているかは、物件の条件や売主の方の都合によって異なります。
●一般媒介契約が向いているケース
一般媒介契約が向いている方は以下のとおりです。
・好立地にある人気の物件
・築浅で比較的売れやすい物件
・売れるのに時間がかかっても問題ない
一般媒介契約は、人気のエリアにある物件であれば、より良い条件で売れる可能性が高いです。
ただし、物件によっては、レインズに登録をしないため売れるまでに時間がかかる可能性があります。
●専属専任媒介契約が向いているケース
専属専任媒介契約が向いている方は以下のとおりです。
・なるべく早く売りたい方
・不動産会社に全てをお任せしたい方
・こまめな販売状況の報告がほしい方
専属専任媒介契約は、専属であることから担当者としても積極的に販売活動をおこなうため、なるべく早く売りたい方におすすめです。
また、こまめに販売状況の報告がほしい方にも向いていますよ。
●迷った場合は専任媒介契約がおすすめ
専任媒介契約は3種類のなかで、売却活動の自由度、販売状況の報告頻度において中間に位置する契約内容になります。
そのため、比較的バランスのとれた契約内容です。
一般媒介契約の「自分で買手を見つけて取引をすることもできる」と専属専任媒介契約の「レインズへの登録義務」の両方の良いところを持ち合わせたような契約と言えるでしょう。
【まとめ】
今回は、不動産売却において、不動産会社と取り交わす媒介契約について解説しました。
不動産売却を検討中の方は、ぜひ今回の記事を参考に3種類の媒介契約からご自身に合う契約をお選びください。