2022/06/03
売却時の内見対応で準備する事と対応のコツ!
売却時の内見対応で準備することは?
不動産の売却をする際は、実際に購入希望者が物件を見学する「内見」がおこなわれるのが一般的です。
また、生活をしながらスムーズに不動産を売却するためには、この内見を成功させることが重要になります。
そこで今回は、不動産売却時の内見をする際に準備すること、また成功させるコツや会話のポイントを解説します。
【売却時の内見の対応は?準備することについて】
不動産を売却する場合、内見が売却の成功に大きく影響します。
内見をおこなう際には、あらかじめ準備しておくことがあります。
不動産売却時に内見をおこなう場合の必要な準備について解説します。
●必要な準備①掃除をする
内見をおこなう際にもし部屋が汚れている状態であれば、購入しようという気持ちが薄れてしまう原因になるでしょう。
たとえ、設備や立地などの周辺環境が良かったとしても、部屋が汚れているだけで購入意欲がそがれる場合もあります。
逆にいえば、きれいに掃除をしておくことによって、購入するか迷っていた方が購入しようと決断することに繋がる可能性もあるのです。
そのため、内見時にはしっかり部屋の掃除をおこない、きれいな状態で内見をおこないましょう。
また、内見を希望する方はいつ来られるかわかりません。
急な内見にも対応できるように、日ごろから掃除をして、常にきれいな状態を保つことが大切です。
●必要な準備②においをチェックする
毎日生活していると、やはりにおいは付いてしまうものです。
しかし、普段その場所で生活をしている方はそのにおいに慣れてしまっていて、部屋のにおいに気付くことができません。
そのため、第三者ににおいの確認をお願いすると良いでしょう。
部屋を掃除してきれいな状態にしていたとしても、においが気になってしまうと、それが原因で購入に至らないということがあるかもしれません。
また、気になるにおいを把握できたとしても、すぐににおいを取り除くことは困難です。
嫌なにおいを付けないためには日ごろから水回りの掃除をしたり、定期的に換気をしたり、部屋ににおいがつかないための対策をしておきましょう。
においに気付いた場合は消臭スプレーを使用したり、内見がある前や内見時に換気をおこなったりすると良いでしょう。
●必要な準備③物を減らす
部屋に物がたくさんあると、部屋が狭く見えてしまうデメリットがあります。
また、生活感を感じる物が多いとすっきりとした印象を持たせづらいでしょう。
そのため、部屋の物はできるだけ処分して減らし、部屋を広く見せるようにすることが大切です。
物を処分することが難しかったら、ラックなどを用意してきれいに片づけ、ものが出ていない状態を心がけましょう。
家具などの大きなものは配置場所をしっかり考えて置き、あまりにも古いものは処分を検討したほうが良い場合もあります。
【売却時の内見の対応は?成功させるコツについて】
売却時の内見を成功させたい場合、掃除などのあらかじめ必要な準備はもちろん重要ですが、実際に内見に来た方への対応もとても大切です。
次は、内見を成功させるコツについて解説します。
●成功させるコツ①笑顔で対応する
内見に訪れる方の一番の目的は、気になっている部屋を見学することです。
しかし、購入希望者のなかには、以前に住んでいた方がどのような方なのか、売主の対応を気にする方もいます。
そのため、質問など相手から話しかけられたときには、笑顔を意識して対応するようにしましょう。
部屋が気に入ったとしても無愛想な売主であれば不安を抱くことになり、購入したくないと感じてしまうかもしれません。
少なくとも、笑顔で対応して嫌な気持ちになる方は少ないでしょう。
また、笑顔で対応することで、部屋の印象を良くすることにも繋がります。
●成功させるコツ②買主の都合に合わせる
内見をおこなう際には、売主と買主の予定を合わせる必要があります。
このとき、売主の都合で内見を断ってしまったら、売却の機会を逃すことになるかもしれません。
そのため、できる限り買主の都合に合わせるようにしましょう。
また、内見をおこなっている最中でも、購入希望者の希望をできる限り聞いて対応するようにしましょう。
たとえば、「写真を撮りたい」「サイズを測りたい」とお願いする方もいます。
そのような場合は、可能な限り対応することで購入に繋がる可能性が高くなるので、買主の要望には柔軟に対応できるようにしておくと良いでしょう。
●成功させるコツ③女性が対応する
内見をおこなう際に女性がいる場合は、女性が対応することをおすすめします。
内見に来る方が女性の場合は、なおさら男性がいることで威圧感を感じる場合があり、実際に内見に来る方は女性のほうが多い傾向にあります。
女性同士のほうが話しやすく、購入に繋がる可能性が高くなるかもしれません。
また、ほかにも子どもがいる場合など、内見時にたくさん人がいるとゆっくり見ることができないので、外出などをお願いしてできるだけ女性一人で対応できるようにしましょう。