2022/06/05
売却時の内見の対応は?会話のポイントについて
売却時の内見の対応は?会話のポイントについて
内見を成功させるには準備や対応のコツのほかに、購入希望者との会話も重要となってきます。
相手と会話をして伝えたいことをしっかり伝えることで、お互いの考えのズレもなくなり、購入希望者も安心して購入を決断することができるでしょう。
最後に、内見時の会話のポイントについて解説します。
●会話のポイント①長所を伝える
購入希望者と会話をする際には、部屋の長所はしっかり伝えましょう。
実際に住んでいる方の意見は、購入希望者にとってはなによりも信用できる要素になります。
たとえば、「コンビニなどが近くにあって便利」「子どもがいる場合は大型施設があるから遊ぶ場所に困らない」など、実際に住んでいて良かったという長所は大きなポイントです。
また、不動産会社からの物件案内やネットでの情報では知ることができない「近所の方との交流が多い」「家の周りの騒音はない」などの情報は、とても役に立ちます。
そのため、実際に住んでみないとわからない長所もしっかり伝えましょう。
●会話のポイント②短所も正直に伝える
購入希望者に部屋の情報を伝える際には、その情報がたとえマイナスになるようなことだとしても正直に伝えるようにしましょう。
たとえば、「過去に近隣トラブルがあった」「壁のひび割れなど欠陥がある箇所がある」など、気付いたことはしっかり伝えます。
もし故意に隠していてあとでわかった際には、場合によってはトラブルになるケースもあるので注意しましょう。
●会話のポイント③売却理由は言い方に気を付ける
不動産の売却理由には、家族構成が変わったことや、引っ越しや転勤などがあります。
このような理由の場合は、マイナスになることではないのでこのまま正直に伝えると良いでしょう。
しかし、売却理由にはほかにも離婚や不便に感じる点があるなど、伝えにくい理由もあります。
その場合はストレートに伝えるのではなく、「両親と同居をすることになった」「ライフスタイルが変わった」など、言い方を少し変えると良いでしょう。
【まとめ】
費用の問題などから、住みながら家を売却したいと考える方は多いでしょう。
その際におこなわれる内見はとても重要で、あらかじめ掃除や物の処分など準備しておかなければいけません。
また、売却を成功させるには内見時の対応のコツや購入希望者との会話のポイントをしっかり押さえておくことが大切です。
住みながらの売却を検討している方は参考にして、売却を成功させましょう。