2021/11/12
分譲のタワーマンションに住むデメリットとは?
分譲のタワーマンションに住むデメリット
●エレベーターでの移動に時間がかかる場合がある
高層階に住めば住むほど、エレベーターでの移動に時間がかかってしまうのがデメリットです。
自分の階に来るのに時間がかかるのは当然ですが、多くの世帯が住んでいるので、1階ずつに停まる可能性が高く、1階に着くまでにはかなりの時間が必要でしょう。
駅に近くとも、1階にたどり着くまでに時間がかかってしまっては本末転倒です。
また、買い物などに行くときも下に降りるまでに時間がかかり、帰ってくるのにも時間がかかってしまうので、思っていたよりも買い物が手間取る、ということも考えられます。
食材は宅配、仕事は在宅という生活スタイルになれば改善する問題ではあるものの、そうもいかないのであれば、時間がかかるのは覚悟しておいたほうがよさそうです。
●ベランダに物を干すことができない
高層階に住めば風とおしもよくなるので、ベランダでものを干して乾燥させたくなるでしょう。
しかし、高層のタワマンになるとベランダにものを干すことができない可能性が高いです。
これは、高層階からものが落ちたとき、下の通行人に当たらないようにするための措置です。
布団など、高いところから落ちたらものすごい重さになるので非常に危険です。
ベランダには物が干せないので、室内乾燥機や、浴室乾燥機がある部屋をえらばなければならないのが良くない点といえます。
●壁が薄い場合がある
豪華な内装なので、壁も厚くなっていると考えがちですが、超高層建築は建物を軽くするために壁を薄くしている場合があります。
極力設計面で防音性を高めてはいますが、壁の薄さが改善されたわけではないのが難点です。
隣人の生活音などが気になってしまうという方では、少しストレスのある生活になってしまう可能性は考えておきましょう。
●大規模修繕の費用が高価
マンションを購入した場合、数十年後の大規模修繕に備えて、住民は修繕積立金を支払うことが多いですが、タワマンともなると、その費用ははかり知れません。
タワマンはまだまだ最近建設されたばかりのものが多いので、大規模修繕がされたものが少ないです。
そのためまだ相場がはっきりしておらず、具体的にどれほどの費用が必要になるのかもわかっていません。
高いマンションなので、その分費用が高くなる、もしくは高すぎると住む人が減るので安くしているなど、いろんな意見があります。
どの程度になるかは断言できないので、高価であることを想定したうえで住むことを決めましょう。
まとめ
分譲のタワーマンションに住むことに憧れを持つ人は多く、もしも生活することになればそれだけでも毎日楽しくなるでしょう。
しかし、デメリットや不便な点を考慮していないとストレスがかかる生活にもなるので、メリットのほうが大きいかどうかを検討したうえで決定しましょう。